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元営業の駆け出しアラサーSEが、休日にMACと戯れた際の殴り書きメモ。日々勉強。日々進歩。
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AWS Certified Cloud Practitioner(CLF)受験レポとおすすめ勉強法

2023-04-20
先日AWS CLF(AWS認定資格の一番簡単なレベル)を受けてきたので、受験レポ

必要前提知識と経験

IT基礎知識

AWS CLFの勉強を始める前に、基本的なIT知識は必要
自分は、応用情報処理技術者(AP)所有しているが、基本情報処理技術者のレベルがあれば良いかと。
具体的には、以下くらいのことがざっくり説明できれば、CLFに向けて勉強が開始できる状態と言えると思います
仮想化
  • ゲストとホストの違いは?
  • ハイパーバイザって何?
  • ストレージ
  • ブロックストレージ、ファイルストレージ、オブジェクトストレージの違いは?
  • データベース
  • リレーショナルデータベースとNoSQLの違いと、具体的な製品名思いつく?
  • ネットワーク
  • IPとサブネットの関係は?
  • DNSって何?
  • AWS経験

    自分は、プライベートで5年くらい&仕事で1年くらい、AWS利用経験を積んだ状態で受験しました
    CLFの資格試験に向けて勉強する前に、1ヶ月でも良いので、AWSを触っておくと、勉強の効率が上がると思います(AWSの推奨は確か6ヶ月)
    触るための時間やお金がなければ、ネットで各サービスの「画面キャプチャ」や「操作コマンド例」を検索して、眺めてみるのがおすすめ(いわゆる「やってみた系記事」)

    とはいえ、以下くらいは実際に自分でやってみた方がいいかな
  • EC2インスタンスを立てる(できればVPCとELBも構成する)
  • S3で静的サイトを構築してみる(ついでにS3のアクセス権限周り見てみるとGood)
  • Lambdaで何か動かしてみる(サーバレスってこういうことね、がイメージできればOK)

  • ググるとわかりやすい手順がいくらでも出てくるし、自分1人では挫折しそうであれば、AWSのイベントやCompassなどで初心者向けのハンズオンが定期的に開催されていると思うので参加してみましょー
    参考:WordPress.comからWordPress on AWSへのお引越し
    参考:AWS Lambdaに入門した話

    あとは、余力があれば、AWSのイベントを基調講演レベルで良いので視聴したり、最近のニュース記事を読んだりすると、今AWSが力入れているサービスがわかるので良き。
    ※ イベントに参加すると、AWSで利用できるクレジット(=割引コード)がもらえることもあるので、一石二鳥!

    必要な勉強期間

    上記の前提で、自分の場合は、一日1時間程度、約1ヶ月ほど勉強して受験に臨み、合格しました

    受験方法

    以下から申し込みする
    ※ AWS、、ではなくAmazonのIDが必要です
    受験割引キャンペーンをやっていることもあるので、「AWS 試験 バウチャー」「AWS 試験 割引」とかでググって、お得情報がないか探しておくとよいです
    そして、個人的には、「勉強してから申し込む」のではなく、モチベーション維持のために、「申し込んでから勉強する」のがおすすめ!

    おすすめ勉強法

    受験者ガイド

    出題内容については、守秘義務で何が出たとは言えないが、AWSが出している試験ガイドの内容に沿って、王道の勉強法で良いと思う
    受験者ガイドに目を通しながら、知らないサービスがあればググるというスタイル。
    CLFでは深く理解する必要ないので、ざっくり理解すればOK

    問題集

    受験者ガイドにさらっと目を通したら、いざ問題集に挑戦!
    自分は、基本的には、以下のWeb問題集サービスを契約して、問題集2回と、模擬試験1回(正答率93.85%)解いた後、本番に臨んだ
    (Cisco資格のPing-Tみたいなもの)
    この問題集の良いところは、解説と参考リンクがしっかり書いてあり、1問解くごとに正誤がわかること
    隙間時間に問題を解くことができて進めやすかった
    この問題集の問題が一通り解けるようになって、解説をしっかり理解できればほぼ合格できると思います(解説をしっかり理解するの大事!)

    おすすめ勉強法まとめ

    まとめると、おすすめ勉強法は
    (1)前提IT知識を身につける
    (2)少しだけAWSに触ってみる
    (3)受験者ガイドに目を通す
    (4)問題集を解く&理解する
    ※ (1)(2)は前提として、(3)(4)に約1ヶ月ほど時間をかけました

    独断と偏見によるおすすめ記事

    以下は、私が勉強しながら参考になった記事リンク集

    ざっくりサービス内容を理解する

  • AWS マンガシリーズ:AWS公式の漫画、息抜きがてらサクッと読めて良い
  • AWS クラウドのデータベース:AWSのデータベースの種類が多すぎて混乱していたが、この表でスッキリ理解できた神記事
  • AWSでマルチアカウントするならControl Towerなのか?:Control Towerが何なのかいまいち理解できていなかったが、こちらの記事でスッキリ理解できました

  • ちょっと深掘り系

  • 新しい Amazon RDS のマルチ AZ 配置オプション – MySQL および PostgreSQL データベースでご利用可能:マルチAZとリードレプリカの目的の違いについてこちらの記事で理解できました
  • バケットの制約と制限:S3の制限についてはこちらのページで確認

  • 各サービスの違い系記事

  • AWS RedshiftとRDSの違い
  • Amazon ElastiCacheとは?RedisとMemcachedの違いとは
  • AWS EKSとECSの比較と選択基準
  • Amazon EFSとAmazon S3の違い:ストレージのプロトコルが違うのはわかるが、どうやって使い分けるかについてこちらの記事では触れられていてよかった!

  • 具体的な操作例系記事

  • AWS kinesisまとめ
  • AWS Well-Architected Toolをさわってみた
  • AWS CLI + SQS の send/receive 操作
  • AWS SNSを利用したスマホへのSMS送信
  • AWSの新サービス「Amazon AppFlow」でSaaS-AWS間のデータ連携を試してみた

  • 受験当日

    受験当日は、気合を入れてメイクもファッションもイカつめで行ったら、受付で「その指輪は外してくださいー」と言われてしまった、、

    その他、個人的に気になった注意事項は以下
  • 持ち物については本人確認書類(写真付き含む)が「2つ」必要なので注意
  • 早く行って席があれば早く入れる(私は1時間前くらいに行って入れた)
  • 私が行ったテストセンターは、マスクの着用が強く推奨だった
  • ※ ピアソンVueのテストセンター受験の場合
    ※ 2023/04/17現在の状況

    合格後

    合否自体はテスト終了後と当時にその場でわかるが、スコアレポートは、2日後にメールで通知がきて、AWSのサイトからダウンロードできた
    ただし、スコアレポートを見ても全ての分野が基準点に達していたことだけで、どの分野がどのくらいのスコアだったのかはわからなかった、、

    20230420_aws_cerfified_cloud_practitioner_clf_1


    スコアレポートの他に、以下の特典が送られてきたが、直近で活用できそうなのは、試験の割引バウチャーくらいかな
  • AWS Certification SME Program:試験を作る側になるプログラムへのお誘い(CLF受けただけの人にハードル高すぎぃ)
  • 50% Discount on your next Exam:次回試験を受けるときに使える割引クーポン
  • AWS Cerfified Global Community:有資格者コミュニティ(グローバル)への参加お誘い
  • 20230420_aws_cerfified_cloud_practitioner_clf_2


    以上が、AWS Certified Cloud Practitionerの受験レポ
    合格してみたものの、結局「Certified Cloud Practitioner」がなぜ「CLF」と略されているのかがわからなかった、、
    次はSAAを目指すかな